看護師さんのためのエンゼルケアナビ

遺族や葬儀社に伝えること

情報を分かりやすく発信し、伝達することは、
家族(遺族)とのトラブル荷ならないようにするため、
また、治療やケアに対する誤解を生じさせないようにするために、
とても大切なことです。

 

家族(遺族)に提供できる情報

 

根拠のあるケアの方法(メイク、湯灌、エンバーミング)の情報、
ご自宅などに戻られてからのご遺体の変化、心のケアなど。

 

・エンバーミングとは

 

エンバーミングとは、遠方へ遺体を運搬する際などに役立つご遺体のケアのことです。

 

場合によっては、エンバーミングができないこともあり、
火葬し、遺骨にして自宅へ帰るという方法しか
選択肢がない場合もありますが、
事故遺体、災害遺体、解剖後の遺体の修復などは、
特にエンバーミングの必要性の認識が高まりつつあります。

 

エンバーミングは、体内を固定し、滅菌し、
公衆衛生上安全な状態にすることができ、
腐敗をとめることができます。

 

顔なども整えて修復することができ、
遺族の心情を和らげ、ゆとりを持って故人と対面することができるという
遺族側の精神的ケアに対しても効果があるといわれています。

 

海外では、このエンバーミングを90%のご遺体に対して行っている国もあるそうです。

 

葬儀社に提供できる情報

 

原疾患、感染症の有無、ケアの実施状況などの情報。

 

特に、変化のリスクが高い原疾患や症状については、
葬儀社に伝えることが必要です。

 

たとえば、敗血症等の全身的な感染症、腹膜炎、重篤肺炎、
多臓器不全、高体温、急性心筋梗塞、褥瘡などの皮膚障害などの情報は、伝えます。